キッチンのリフォームを行いたい場合に、どういった目的でキッチンをリフォームしたいのかを教えてください。
キッチンは炊事を毎日行う場合もあるため、主に使用する方の身長や、腕の長さ、普段どういった料理を作るのか?
といった事から考えて、どういう機能が必要なのか?
逆にこういう機能が付いたキッチンもありますよ。
という様な感じで、単純にキッチンのリフォームをするといっても、いろんな形になります。
また費用を安く抑えるという場合でも、どこの何については、予算をかけたい。
でも、それ以外はそこまで予算をかけない。
という事も、結局は主に使用する方や使用されるシーンを想定する事で安く抑えやすくなります。
キッチンのリフォームといっても、細かく分けるといくつかの場所に分けられます。
簡単に場所ごとのリフォームの特徴を紹介します。
ガスコンロ周辺のリフォームの考え方と費用相場
ガスコンロ周辺のリフォームには、大きく分けて2つあります。
IHと呼ばれるコンロです。
IHのコンロのメリットとデメリット
IHのメリットですが、火を使わないので安心といえます。
IHのコンロの特徴としては、五徳が無い事で吹きこぼしたりした時の掃除が楽という事です。
ガスではなく電気を使用するので、電気工事や契約アンペアなどとの兼ね合いが出てきます。
ガスより電気の方が比較的安い傾向がありますので、そういった意味で言えば、ランニングコストを抑えるという事もIHなら可能です。
逆にデメリット問えば、高火力じゃないと調理しにくいという料理があるという事です。
例えばチャーハンなどは、高火力で一気に炒めていく事でおいしく作りやすいですが、同じ方法での調理はIHではあまり向いていないというのがあります。
IHは、調理鍋とIHコンロを密着させている時だけ加熱するようになっているため、鍋を大きく振って調理するタイプの料理にはあまり向いていません。
また、振って調理する際にIHの表面にぶつけて割ってしまうという可能性もあります。
あまり鍋を振り回すような料理はしないという事であれば、IHは魅力あるコンロといえます。
おおよそ10万円~30万円あたりになります。
従来のガスコンロのメリットとデメリット
ガスコンロに関しては詳しく書かなくても、キッチンに立つ方であればほぼわかられると思います。
IHと比べて様々な料理にも対応しやすい。
IHと比べると、コンロそのものの価格も安く抑えやすくなります。
ただし、使用する燃料はガスなので、全国的にIHよりは、ランニングコストは高い傾向があるようです。
費用相場は、ビルトインタイプなのか、そうではないのかでも変わりますが
おおよそ5万円~20万円あたりになります。
換気扇周辺のリフォームの考え方と費用相場
換気扇に関しては設置する場所、目的などによって費用は変わります。
使用するファンの種類やフィルターの有無、自動洗浄機能があるのかないのか?という事で金額が変わります。
費用:4万円~15万円程度とお考え下さい。
キッチンのシンク周辺のリフォームの考え方と費用相場
キッチンのシンクには、シンクのみを交換できるタイプと、一体型で交換できないタイプがあります。
それにより費用が大きく変わってしまいます。
分かりやすく言えば、キッチンの作業天板とシンクにつなぎ目が一切ない場合は一体型である場合が多いのでその場合は、どうしてもシンクを変えたい場合は、キッチン一式を交換するという方法になる可能性が高いです。
とはいっても、キッチン一式タイプでも低価格の物などもありますので、どうしてもシンクが使いにくいという事であればご相談ください。
シンクだけを交換できるタイプの場合は、使用する材料や形、などをカタログなどから、選んでいただいてそこから見積りするという形になります。
シンクだけの交換の場合の費用は、おおよそ8万円~15万円くらいとお考え下さい。
全部丸ごと一式交換するリフォームの考え方と費用相場
まず先に費用相場としては、以下の範囲が多いです。
費用:50万円~200万円程
キッチンを一式交換するリフォームでよくある場合は、個別にリフォームしたい箇所がいくつかあった場合などで、そこまで費用が安くなく、一式丸ごと交換するリフォームが多いです。
その場合、交換するキッチン一式も、各種メーカーから出されている物の中から選んでいただく形になります。
安いキッチン一式から、ほどほどの値段でバランスよく構成されているキッチン一式。
予算は高くなりますが、デザインや機能もよい一式など様々です。
ルームビットでは、このように、まずお客様のご要望を伺ったうえで、いくつか質問させていただきます。
その質問というのが、主に使用される方の背丈、体の健康具合、それ以外に、生活パターンなども場合によってはうかがいます。
肩を上げるのが辛い方に収納で手が届かないような事などはなるべく避けるなどの場合があるからです。
そして、予算を伺った上で、どこまでならできる、できないなど見積もらせていただきます。
その過程で、カタログなどもご用意させていただきます。
まずは、遠慮なくお気軽にご相談ください。